奈良県酒造組合
「伝統的酒造り」に関するUNESCO無形文化遺産登録は日本清酒発祥の地である奈良にとって「酒造ツーリズム」による地元酒造の事業拡大のチャンスです。当公益社団法人は観光都市奈良と日本清酒発祥の地奈良を融合させて、訪日外国人を魅力あふれる奈良に誘い、酒造の事業拡大と奈良県の観光振興に貢献する奈良県酒造組合の活動を支援いたしました。

「ITF台北国際旅展」に出展し、奈良の蔵元ツーリズムのプレゼンを行う奈良県酒造組合
奈良県酒造組合
「伝統的酒造り」に関するUNESCO無形文化遺産登録は日本清酒発祥の地である奈良にとって「酒造ツーリズム」による地元酒造の事業拡大のチャンスです。当公益社団法人は観光都市奈良と日本清酒発祥の地奈良を融合させて、訪日外国人を魅力あふれる奈良に誘い、酒造の事業拡大と奈良県の観光振興に貢献する奈良県酒造組合の活動を支援いたしました。
「ITF台北国際旅展」に出展し、奈良の蔵元ツーリズムのプレゼンを行う奈良県酒造組合
「始まりは奈良」をテーマに、全4回のトークイベントを開催しました。
奈良発祥の文化にゆかりのある多彩なゲストをお迎えし、奈良の魅力を深く伝えるとともに来場者との質疑応答など登壇者との交流の時間も設けました。これにより、参加者の理解促進および満足度の向上が図られ、登壇者やテーマへの関心を高める機会となりました。
大人のならびと見聞録
No | 開催日 | 参加者数 | テーマ |
---|---|---|---|
1 | 10/3 | 198名 | 笑い飯哲夫のおもしろ仏教講座 |
2 | 10/27 | 73名 | 奈良大和四寺巡礼 |
3 | 12/18 | 72名 | 菩提?と古代酒の復活 ~日本清酒発祥の地:奈良/正暦寺~ |
4 | 2/15 | 139名 | 仏像の楽しみ方講座 ~仏像ってこんなにおもしろい!!~ |
第1回
第2回
第3回
第4回
日本食の聖地巡礼ガストロノミーツーリズムセミナー 奈良
奈良の日本の歴史や文化の「源」としての魅力を訪日外国人向けに再発信し、奈良公園を世界的ブランドにするため、有形と無形の文化遺産の融合をテーマにした5つのモデルツアーの開発、分かりやすいブックレットや動画の制作、海外での認知度調査などを実施しました。
取組1 5つのモデルツアーのの開発・実証
奈良公園を中心に神仏習合の歴史文化、鹿と人と自然の共生の歴史、伝統芸能などの文化遺産を体感できるツアーを開発し、英語・中国語のガイドブックと通訳ガイド付きで実施。全ツアーでアンケートとヒアリングを実施しました。
1-1 「伝統的酒造り」と「和食」日本の食文化の「源」を体感する旅 「日本清酒発祥の地・正暦寺を楽しみつくす」
伝統の酒造りを象徴する特別な酒「菩提泉」の二度仕込みを体験していただきました。あわせて、正暦寺と酒造りの歴史に関する講和、正暦寺伝統の精進料理と菩提?8種の飲み比べによるペアリングランチ、「酒づくり」にちなんだ書道体験をプログラムに組み込んで実証しました。(2025年1月25日(土)実施)
大原住職による講和
正暦寺伝統精進料理
書道体験
「菩提泉」二度仕込み
1-2 「伝統的酒造り」と「和食」日本の食文化の「源」を体感する旅 「神話の酒を巡る旅・大神神社と紅葉の談山神社」
酒の神を祀る大神神社の神事「醸造安全祈願祭」と、紅葉の名所・談山神社の特別参拝を実施しました。地元酒蔵の地酒と料理を楽しむガストロノミーランチ、外国人にも好評だった伝統行事「蹴鞠」も体験していただきました。これまで一般参列ができなかった「醸造安全祈願祭」へ、初めてツアーとして参列しました。 (2024/11/14(木)実施)
伝統行事「蹴鞠」
神楽「うま酒みわの舞」
醸造安全祈願祭
談山神社特別参拝
1-3 有形の文化遺産を支え続ける「伝統建築工匠の技」と千年に渡る修復や勧進、再興の物語をSDGsの視点で巡る旅
今も修復を続ける薬師寺の宮大工による伽藍解説と槍鉋体験。持続可能な修復を支えるお写経勧進。当初は英語ガイドのみを予定していたが、中国語ガイドを確保し、唐招提寺ルートとして組み込むことで中華圏向けのツアーとしても実証しました。2024/11/16(土)、2024/12/6(金)、2025/1/18(土)実施
槍鉋体験
ご僧侶の解説とお写経勧進
石井棟梁による東塔解体解説
大工道具の歴史解説
1-4 「能楽」「雅楽」を外国人でもわかりやすく・五感で楽しめる観劇ナイトプログラム
外国人にとって難解な能楽を、通訳ガイド付きナイト観劇や能面・雅楽器体験を組み込んだワークショップとして構成したナイトプログラムを実証しました。演目にちなんだ奈良公園内の能楽ゆかりのスポットを巡る、観劇翌日のガイド付きツアーも実施しました。(2024/12/23(月)―12/24(火)・2025/1/21(火)―1/22(水)実施)
能面体験
幽玄と華麗の美学が調和する演目「春日龍神」
雅楽器体験
奈良公園内能楽ゆかりのスポット巡りガイドツアー
1-5 侘茶発祥の地・奈良で日本独自の美学、奈良公園の千数百年の歴史を五感で感じとる茶会体験
侘茶発祥の地奈良の伝統的茶会を「奈良公園の悠久の歴史」をテーマに、特別な演出、茶道に通じた通訳ガイドや翻訳ツールなどの活用でわかりやすく五感で感じる茶会として催行しました。(2025/1/21(火)実施)
伝統的な濃茶会
春日龍神にちなんだ茶道具の数々
立礼式の薄茶会
茶道に通じた通訳ガイドの案内
取組2 テーマ別多言語ツール等の制作・ガイド人材育成を通じた受け入れ体制の整備、及び海外での奈良認知度調査の実施
2-1 歴史文化の聖地「奈良公園」の千数百年の歴史をテーマとした、書籍型テーマブックレット(英語版)の企画制作
2-2 テーマショート動画(英語版)の企画制作
聖地・奈良公園が育んできた「歴史」「文化」「神仏習合」「芸能」「自然と人と鹿の共生」などをテーマに、スマートフォンでも視聴可能なショート動画を3本制作しました。これらの動画は、多くの外国人観光客に視聴され、日本各地を巡る長期滞在者の「旅ナカ」における奈良への立ち寄りのきっかけとして今後も活用していきます。
Environment ~Deer and People~
Mythical World
Shinto-Buddhism Syncretism
2-3 対話と交流の旅をサポートするテーマ別多言語人材育成と英語版ガイドツール制作
ガイド研修の実施、オリジナルガイドブック制作、レポート動画、ツアーチラシ、ポストカード、汎用可能な実施マニュアル、英語版各種サイン等の制作、ツアーコンテンツタリフ等
薬師寺簡体チラシ
2-4 2024オーストラリア酒フェスティバルにて奈良認知度調査の実施
当公益社団法人の飯田泰之理事が所表を務める明治大学地域経済研究所では、マクロ経済学と地域経済学の連関に注目し、特に日本における地域間経済格差や、人口減少に伴う地域経済の変容について実践的な研究を進めています。2024年度奈良県においては、地域内起業の促進、地域外販売の拡大、多様な採用戦略の推進という地域経済循環の改善に向けた提案を講演活動・関係者対話などを通して提示しました。客員研究員との共同研究では、電力消費データを用いたサービス産業の地域別動向分析、地域別景気動向指数の作成について取り組んでいます。当公益社団法人は、これらの研究を通して地域連携を深化させ、現場に根ざした研究活動を続ける研究所の活動を支援いたします。
奈良新しい学び旅推進協議会は、2020年度以来取り組んできた「奈良SDGs学び旅 ー 教育旅行」を運営し、令和6年度末時点で累計約120校(約11,600名)の実績を残しました。併せてガイド団体への支援、全国レベルで学校や旅行代理店への提案、修学旅行を取り扱う旅行会社向けに紹介イベントの開催(ファムトリップ)、学級新聞(メルマガ)の発行にも取り組みました。2025年以降は、株式会社学びの旅に業務移管致します。
持続可能な社会の創り手育成と県内観光産業の振興に向け2020年度より取り組んできた「奈良SDGs学び旅」事業は、今年度全国商工会議所の「きらり輝き観光振興大賞」の大賞を受賞いたしました。奈良の歴史や自然をSDGsの視点で学習・体験することで、新しく学習指導要領で示された「持続可能な社会の創り手の育成」に寄与する学習プログラムで地域の歴史文化資源を活用し、SDGsの視点を盛り込んだ着地型観光商品の造成に取り組んでいる点が高く評価されての受賞となりました。
コンテンツ開発の経緯
奈良SDGs学び旅は、2020年度にスタートし、持続可能な社会の創り手育成と県内観光産業の振興を目的としています。奈良の歴史、文化、自然との共生をテーマに、観光客が地域の伝統や文化を深く学ぶことができる新しい旅のスタイルを提案しています。
「奈良新しい学び旅推進協議会」を設立し、奈良教育大学、奈良商工会議所、奈良県旅館・ホテル生活衛生同業組合などが連携しています。また、観光庁、奈良県、奈良市の補助金を奈良SDGs学び旅の企画・開発・発信に必要な資金として活用致しました。
全国観光振興大会 観光振興大賞授賞式
事例発表を行う川井徳子専務理事
今年度、教育旅行の分野では31校(2,881名)の実績を残し、2020年度からの累計も約120校(約11,600名)の実績を残しました。
■奈良SDGs学び旅 2024年度実績報告(2025/3/31時点)
教育旅行計 | 小学校 | 中学校 | 高校 | 合計 |
---|---|---|---|---|
件数 | 4 | 22 | 5 | 31 |
人数 | 197 | 2,359 | 325 | 2,881 |
2024年度は、奈良県旅館・ホテル生活衛生同業組合奈良支部と連携して、奈良ならではの過ごし方を体験いただき奈良の良さ・奥深さを認識いだだくため、旅行会社・学校関係者向けに奈良教育プログラム無料体験会を実施しました。併せてガイド団体への支援、学級新聞(メルマガ)の発行にも取り組みました。
①奈良教育プログラム無料体験会
【実施概要】
実施日:2025年1月31日(金)~2月1日(土)
会 場:ホテルアジール・奈良
参加者:10名(旅行会社7名含む10名)
体験内容:SDGs講義(講師:大西浩明先生)東大寺フィールドワーク・鹿寄せ他
SDGs講義の様子
東大寺フィールドワーク
3/5 読売新聞の無料体験会取材記事
②奈良SDGs学び旅 ガイド研修
SDGs講義体験やSDGsガイドでお願いしたいこと等を盛り込み、ガイドをしていただく際のベースとなる情報やガイドからの質問など意見交換を実施。
【実施概要】
実施日:2024年 9月30日(月)
会場:奈良商工会議所
参加者:28名(なら・観光ボランティアガイドの会朱雀24名、春日山原始林を未来へつなぐ会4名)
講師:中澤静男先生(奈良教育大学 ESD・SDGsセンター長)
③学び旅学級新聞の発行
2022年1月に第1号を配信したメールマガジン「学び旅学級新聞」は、皆様に支えられ、2025年1月21日に第60号を発行いたしました。また、4コマ漫画「はばたけルリセンチ」では、奈良女子高等学校のアニメーション部の皆さんとのコラボ作品も配信いたしました。
(山下奈良県知事はじめ延べ20名以上の登壇者、シンポジウム参加者205名、懇親会参加者130名、2025/5/16(木)開催)
シンポジウムは奈良県バスターミナルレクチャーホールをメイン会場に、1F、2Fを全て活用し、6つのセッションに加えて、伝統産業ブース(奈良商工会議所協賛)、奈良酒の鏡開き、この日のお酒のために企画したオリジナルの料理とのマリアージュを楽しむ懇親会(奈良県酒造組合・共栄会等協賛)などのイベントで終日賑わいを見せました。
当公益社団法人は、中小企業診断士を擁する強み、認定経営革新等支援機関としての実績、さらに関係機関との密なネットワークを活かしながら、奈良県内の中小事業者の経営課題を解決するためのきめ細かな支援を行っています。
ポストコロナの時代を迎え、また2025年の「大阪・関西万博」を見据え、県内でもインバウンド需要を中心に経済活動に活気が戻って着た感がありました。しかしながら、国内外の多様な要因に端を発する円安や物価高、人手不足、賃上げ拡大等の影響を受け、多くの中小企業や小規模事業者では依然として厳しい状況が続いています。
こうした状況を踏まえ、当公益社団法人は、数多くの県内中小事業者を対象に、事業再構築に向けた現状分析、事業計画策定から実施評価と改善に至る一連の活動をサポートしてきました。
とりわけ、事業の活性化と飛躍を後押しする中小事業者向け補助金制度の積極的な活用を提案し、補助事業への応募申請、採択後の交付申請、補助事業の遂行、実績報告、補助事業終了後の事業化状況報告に対する支援を実施してきました。
【1】(中小企業庁)中小企業等事業再構築促進補助金
公募回 | 市町村 | 事業者名 | 事業計画名 |
---|---|---|---|
第4回 | 奈良市 | 株式会社 春 | 春ブランドの知名度を活用したFC事業とEC販売への挑戦 |
第7回 | 奈良市 | カフェアンドレストラン プール | フランス仕込みのシェフによるフランスの本格焼き菓子店の開発 |
第8回 | 大和高田市 | 株式会社 鈴木運輸 | 健康志向にシフトする社会へ運送会社が野菜加工事業で挑む! |
第12回 | 奈良市 | 木村庭園 株式会社 | 庭師が挑戦する庭と観光デジタル化をテーマにした観光施設事業 |
【2】(中小企業庁)小規模事業者持続化補助金
公募回 | 市町村 | 事業者名 | 事業計画名 |
---|---|---|---|
第14回 | 奈良市 | 山田孝二 | 食と農の知識を活かした 60 歳からの新規開業への挑戦 |
第14回 | 奈良市 | 野球教室 Growing | 地域と密着した関係性を築く!野球教室の新たな挑戦 |
当公益社団法人は奈良新しい学び旅推進協議会(会長 峯川郁朗 実行委員長 川井徳子)との協働の下、下記の2事業について企画・開発・運営全般に取り組んでいます。
●観光庁 令和3年度地域の観光の磨き上げを通じた域内連携促進に向けた実証事業として
「奈良SDGs学び旅 伝統的地場産業連携促進事業」
●観光庁 令和3年度既存観光拠点再生・高付加価値化推進事業として
「SDGsを体感できるまち 奈良」のブランティングに向けた実証実験とプロモーション
昨年度開発した学び旅3コースのパンフレットと新たな公式サイトを制作・発信、首都圏・近畿圏を中心とした旅行会社を中心に
積極的なプロモーション活動を展開しています。全国の学校を含む100件以上のお問い合わせをいただいています。
従来の歴史観光ガイドに加えてSDGsの視点を持って気づきへと導くガイドスキルの研修を今年度も開催。
対話・交流術を磨くため、講師に「笑い飯 哲夫さん」を招いて新たなセミナーも実施しました。
10月から12月にかけては3コースのフィールドワーク研修、1月には「振り返りセミナー」を実施予定。
長い歴史をもつ奈良発祥の伝統的な地場産業やプロダクツをSDGsの視点で観光と融合させ、アクティブシニアや女性、アフターコロナの外国人観光客など幅広い層に向けた体験型の「奈良SDGs学び旅」として開発します。
● 奈良発祥の「製墨」「筆」「和紙」等の伝統産業が支えてきた「書」の文化・歴史から学ぶSDGs
室町時代に興福寺ニ諦坊(にたいぼう)で始まったとされる奈良墨づくりは、室町末期の1577年創業の古梅園をはじめ奈良町に数多く生まれた製墨業へと繋がりました。墨発祥の地を巡りながら、写経や書道、墨を用いたアートなどの体験から学ぶプログラムを開発し、書の文化に関わりの深い「興福寺・奈良町エリア」と「薬師寺・西ノ京エリア」の2つのエリアで年内にモニターツアー開催予定です。
この他にも多彩なテーマでプログラム開発を行います。
●日本酒発祥の地 奈良・正暦寺で学ぶ酒の歴史と春日山からの清水沿いに建つ酒蔵探訪で学ぶSDGs
※1月モニターツアー実施計画中
明日香村と奈良市の世界遺産エリアをつなぎ、キトラ古墳の星宿図等をモチーフとして星空から学ぶ体験プログラムや東大寺・二月堂ナイトツアー等、今までなかった「ナイトプログラム」を組み込んだ多泊・周遊型ツアーを開発します。
このツアーには、日中に奈良県立万葉文化館(明日香村)や平城宮跡(奈良市)をガイド付きで巡るプログラムを組み込み、2泊3日のモニターツアーとして試行します。 ※12月~1月モニターツアー催行予定
このプログラムは明日香村、(一財) 公園財団飛鳥・平城宮跡歴史公園サポート共同体飛鳥管理センター、(一社) 大和飛鳥ニューツーリズム、奈良交通(株)等との連携・協働で研究・開発に取り組んでいます。
奈良公園をSDGsのテーマパークに見立て「家族で遊びながら学べるSDGs」として、奈良のシカを取り巻く4つのテーマで巡るフィールドワークと振り返り教室を組み合わせたイベントを開催。各テーマの専門家の先生を探検隊長にファミリーで秋の奈良公園を探検。
>>奈良公園SDGs自然学校パンフレット(PDF:1.63MB)
緊急事態宣言も明け、ワクチン接種も終えたシニア層や大人向けのモニターツアーを企画実施。
>>奈良SDGs学び旅無料モニターツアーパンフレット(PDF:2.56MB)
「いつでも学べる。 リアルに活かせる。」をコンセプトに、地方創生の本格的な事業展開に必要な人材を育成・確保するため、実践的な知識を eラーニング講座で提供するほか、必要に応じて実地研修も効果的に取り入れることで知識やスキルを習得できるようにする取組です。本事業は、平成27年12月に公表しました、国が行う支援の方向性を示す「地方創生人材プラン」に基づき、公益財団法人日本生産性本部を補助事業者として採択し、実施しております。
当公益社団法人では令和3年度の地域活性化部門の事業として、「地方創生カレッジ in 奈良」(主催:公益財団法人 日本生産性本部/共催:公益社団法人ソーシャル・サイエンス・ラボ)を受託、現在【ビデオライブラリー 地域で学ぼうSDGs①~⑤】の撮影・制作に取り組んでいます。
地方創生カレッジin奈良では、「奈良SDGs学び旅」事業と並走しながら、過去・現在、そして未来へとつながる奈良の歴史文化遺産が持つ価値と魅力を、深い知見と経験を持つ方々が対談し、SDGsの視点で読み解きます。その対談を教材としてを地域や全国に発信していくことで、地域での人材へ育成につなげ、関係人口の復活・創造等、地方創生の足掛かりとしていこう、という目的で実施しています。
※「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域と多様に関わる人々を指す言葉です。
地方圏は、人口減少・高齢化により、地域づくりの担い手不足という課題に直面していますが、地域によっては若者を中心に、変化を生み出す人材が地域に入り始めており、「関係人口」と呼ばれる地域外の人材が地域づくりの担い手となることが期待されています。
※総務省 関係人口ポータルサイトより引用
https://www.soumu.go.jp/kankeijinkou/about/index.html
地域には過去から現在まで続いてきた固有の歴史や文化があります。まずはそこに気づき、そこから学ぶことで、地域の未来づくり、つまりそれぞれの地方創生につなげていくことが重要です。このメッセージを5つの対談を通じてお伝えいたします。
【ビデオライブラリー 地域で学ぼうSDGs①~⑤】を視聴・受講者を対象に、オンラインセミナー&ワークショップを開催します。
>>地方創生カレッジ in 奈良 オンラインセミナー&ワークショップ(PDF:2.70MB)
●開催概要
「地方創生カレッジ in 奈良~地域の観光資源をSDGsの視点で磨き直す~」
【主 催】公益財団法人 日本生産性本部
【事務局】公益社団法人 ソーシャル・サイエンス・ラボ
【協 力】奈良教育大学、近畿ESDコンソーシアム、明日香村、(一社)大和飛鳥ニューツーリズム、曽爾村、(一社)そにのわグローカル、奈良新しい学び旅推進協議会 (以上予定)
●開催日時
2022年3月18日(金)13:00~17:00
●参加費
無料
●定員
50名(現地3会場 計20名、オンライン30名)
※会場参加、またはオンライン(zoom)のいずれも可能です。
●事前申し込み・問い合わせ先
公益社団法人 ソーシャル・サイエンス・ラボ
【お申し込み】https://www.s-s-l.jp/ccn-seminar20220318
【お問い合わせ】info@s-s-l.jp
【電話番号】0742-20-7807(平日10:00~17:00)