地方創生カレッジは、“地方を変えるための” 知識が身につく地方創生プラットホームです。3/18(金)には【ビデオライブラリー 地域で学ぼうSDGs①~⑤】の視聴・受講者を対象に、地方創生カレッジ in 奈良 オンラインセミナー&ワークショップ「地方創生カレッジ in 奈良~地域の観光資源をSDGsの視点で磨き直す~」を開催します。
本イベントでは、奈良県内の2拠点でフィールドワークを実施、各地域のSDGsの視点(=タネ)を見つけ出し、ESD (英:Education for Sustainable Development)を学ぶ学生や地方創生に関わる人々が意見を交わすことで、その地域の観光資源を磨き直すヒントを探ります。
「地域のSDGsのタネを見つけるフィールドワーク 曾爾村編」
実施日時:2022年3月2日(水)~3日(木)(天気:晴れ)
参加者:フィールドワーク参加者(奈良教育大学生3名・奈良まほろばソムリエの会ガイド1名)、受け入れ団体の(一社)そにのわGLOCAL2名、事務局スタッフ3名、計9名
<1日目 旅程>
2022年3月2日(水)
曾爾村役場 → ねんりん舎(漆の植栽地見学) → 獅子舞小屋 → 曾爾村高原(結の歴史) →伊勢本街道 → 民宿泊
<ねんりん舎/漆の植栽地見学>
ねんりん舎館長より、漆文化の歴史と課題についてお話を伺いました。
ねんりん舎の裏、漆の木植栽地にて。植えてから2年目の若木です。
<獅子舞小屋(地元の方からのお話)>
曾爾村で獅子舞の継承をする演武会の方からお話を伺いました。
<曾爾村高原(結の歴史)>
曾爾高原のススキは、今は観光地として多くの人が訪れますが、かつての村長が「結」のシンボルとして守り抜き、現在に至っているというお話を伺いました。
<伊勢本街道>
曽爾村から伊勢まで続く旧県道は、今もその当時の面影を残します。
<2日目 旅程>
2022年3月3日(木)
曾爾村役場 → そにのわ台所katte(シェアキッチン) → 民家で農体験(野菜収穫・ピザづくり)→ 屏風岩公苑 → フィールドワーク振り返り
<そにのわ台所katte(シェアキッチン)>
村民が村内の農作物を購入できるマルシェや、農作物を使った商品の開発から加工・販売できるシェアキッチンです。
<民家で農体験(野菜収穫・ピザづくり)>
村民のお宅で、野菜の収穫、ピザづくりの体験を行いました。受け入れてくださる村民との交流、新鮮そのものの野菜ピザの味は素晴らしく、目の覚めるような体験になりました。
<屏風岩公苑>
あたかも屏風を立てたように屹立した岩がその幅2km続きます。春には村民が植えたという山桜の大木が咲き乱れ、村民たちには欠かせないお祭りが開催されます。
<曾爾村役場(フィールドワーク振り返り)>
副村長は、「外からの人が、村人たちとの体験・交流の中で曽爾村の良さを見つけて感動して、それが村人にも伝わっていくことが大事だ」と仰っていました。
<まとめ>
今回のフィールドワークは、伝統文化の保存活動から、シェアキッチンでの村内外を結ぶ革新的な活動、温かい地域住民との交流など、曾爾村の伝統と自然と食と農を味わう内容となりました。そして観光における、土地の魅力を生かす「人」の存在の大きさに改めて感銘を受けました。まだまだ曾爾村の魅力を見つくすには、時間が足りないほどでした。
最後には、曽爾村副村長の土肥氏を交えて、フィールドワークチームから2日間の感想を述べてもらいました。教育大の学生、ガイドさんも、持続的な社会の形成と、そこに住む人々の幸せは直結するのだと感じ取った、たくさんのSDGsのタネを見つけることができたという感想が多く聞かれました。
副村長とそにのわGLOCAL、フィールドワークチーム、事務局スタッフで集合写真。