当公益社団法人は、停滞が続く日本経済への処方箋の1つとして注目を浴びつつある高圧経済の考え方を普及させるための支援に取り組んでいます。
高圧経済とは、財政政策と金融政策の両面から人手不足経済を作り出すことで雇用拡大を図り高い経済成長を生み出そうとする考え方です。その手法が景気浮揚策として有効であると考えられている一方で、高圧経済による過度の刺激が財政赤字や金融の不安定化をもたらすとの懸念も指摘されています。
そこで、「景気循環学会」の一部会として「高圧経済研究部会」が新たに設立され、高圧経済の効果とその限界や問題点等について、理論的、実証的に研究することを目的に活動を始めました。今後も高圧経済研究部会の活動を継続します。次年度は、講演会開催の他、関連書籍の出版、関係省庁・自治体への政策提言、を予定しています。
今年度は、原田泰元日本銀行政策委員会審議委員( 当公益社団法人 特別主任研究員) を部会長とする下記
講演会を開催し、高圧経済の認知拡大に努めました。
| 回 | 開催日・場所 | 講演者、講演テーマ(敬称略) |
| 第1回 | 2022年6月30日 大手町三井カンファレンス | ①野口 旭 日本銀行政策委員会審議委員 「高圧経済とマクロ経済政策」 ②野村 浩二 慶応義塾大学産業研究所 教授 「為替レートと生産性格差 -プラザ合意後の日米産業の経験」 |
| 第2回 | 2022年9月7日 大手町三井カンファレンス | ①片岡 剛士 元日本銀行政策委員会審議委員 「グローバルインフレ下の日本経済 ~政府・日銀・企業はどう対応すべきか~」 ②飯田 泰之 明治大学政治経済学部 教授 「高圧経済の学説史」 |
| 第3回 | 2022年12月7日 TKP 東京駅カンファレンスセンター | ①永濱 利廣 株式会社第一生命経済研究所 経済調査部 首席エコノミスト 「 中間層復活に向けた経済財政運営の大転換」 ②柿埜 真吾 高崎経済大学経済学部 非常勤講師 「自由民主主義を守りための高圧経済の必要性」 |



今後も高圧経済研究部会の活動を継続します。次年度は、講演会開催の他、関連書籍の出版、
関係省庁・自治体への政策提言、を予定しています。
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